2017年5月6日土曜日

海外通販(簡単編)

  今使用しているヘルメットはアライのRam3です。そろそろ6年目(そんなに経っているとは!)になります。きれいで傷もありませんが、そろそろ買い替え時期です。
一番欲しいヘルメットはSchuberth/シューベルトのJ1だったのですが、モデルチェンジでなくなってしまいました。それにやたら高くて7万円とか(笑)。。買えません。

 で、これにしました。
イタリアのノーランです。日本ではデイトナが取り扱っていますが、このモデルで定価が42,000円と写真のものより18,000円も高いです。デイトナ取り扱いはSGマークに適合させるために顎紐がD環に変更されているそうです。

 安全性については欧州のSHARP規格に適合しているので問題ありません。また、日本の規格を取得していないから万が一の時に保険が下りないというのはデマということです。

アライが規格について積極的にアピールしているのはスネル規格ですが、スネルは耐貫通性について厳格で、欧州のSHARPは衝撃吸収に重きを見ている…らしいですね。確かにアライのFRP積層構造は貫通に強いかも。しかし、欧州では側頭部からの衝撃に劣るという評価もあるようです。確かにアライのRam3は耳の周辺はスポンジパッドのみですね。

ずっとアライの愛用者だった私ですが、あまりに高くなった値段と依怙地なまでの主張が自分のニーズに合わなくなっているような気がしての浮気です。

今回、外国製のヘルメットにしたのはインナーバイザーの効果、必要性を強く感じているからです。ChiPsのようにカリフォルニアのハイウェイならレイバンのサングラスでもよいのかもしれませんが、日本のようにトンネルが多いところではサングラスは危険です。スモークシールドも同じ理由です。
 世界的にもインナーバイザーの装備は普通になってきました。「アクティブセーフティ(予防安全)」は必要ですよね。
他には、空力的に優れていて風切り音の少ないものを選びたかったのですが、これについて積極的にアピールしているのはシューベルトだけでしょうか。ノーランは普通ということで、高速道路はいつも通り耳栓のお世話になると思います。

 とりあえず、ヘルメットの値段をネットで調査していると、なかなかよさそうなヘルメットがいっぱいあるではありませんか。目をつけていたノーランもありました。その中でかなり安い値段を掲示している日本語サイトが出てきました。それが「Motardinn」でスペインの会社です。「~inn」とかがあって、総合スポーツ用品の通販会社のようです。
Aliexpressのように怪しい日本語が並んでいるわけではなく、かなりまともな日本語です。(笑)前回、BMWの部品を購入したサイトのように全部英語でもなく、気分的にかなり楽です。 評判も悪くありません。ということで購入です。

注文したのが4月17日で届いたのが5月1日で、サイトに案内されていた予定通りでしたが、4月18日に注文したインカムのほうが4月30日に着きました。

 海外通販では関税の問題が付いて回ります。インカムは電子機器で無税ですので、消費税と手数料を含め1,000円の追加でした。(想定内)
ヘルメットは基本的に帽子に分類されるそうですが、安全用品ということでこれも関税はかかりません。消費税はあるはずなのですがなぜか徴収されませんでした。(想定外)

どうして?なぜ?こっちのほうが少し高いのに(;^_^A


 インカムの送り状
本体¥21,465-
送料¥656-

税金は¥1,000を郵便局が徴収
 ヘルメットの送り状
本体¥23,345-
送料¥2,589-

インカムの運送追跡です。
オランダから川崎東郵便局で通関手続きを経て富山に来ています。

 ヘルメットの運送追跡です。
オランダからインカムと同じく川崎東郵便局に運ばれましたが、通関手続きは行われずに中部国際郵便局に運ばれてそこで通関手続きが行われたようです。

 以上がドキドキの海外通販利用記録ですが、オートバイに付き物の皮革製品は税率が高いので、課税額には注意です。とはいうもののかなり安く手に入りますね。
今回のセットを日本のアマゾンで揃えると7万弱になりますからかなりお得です。
 ただし、フリップアップのシステムヘルメットにすればよかったかもとちょっと後悔してます。(苦笑)


肝心の物ですが、頭の形がアジア向けでないなどということはなく普通です。
巷の噂の「外国製ヘルメットはサイズを上げて。」はNOLANには当てはまらないようです。
ただ、耳の周りにも発泡スチロールの緩衝材があるため、耳朶が圧されて痛い。内装の縫い目があたるのも影響してます。仕方ないので当たる部分の緩衝材を固いもので少し凹ませて対応しました。
詳しいインプレッションはもう少し使ってみてからにします。

 このヘルメットはチンガードが外れたり、シールドを外してバイザーに付け替えたりと七変化を楽しめるしようとなっています。曇りを防ぐピンロックシールドというものが付属すると思っていましたが、新しい型からは付属品から外れたかもしれない。

 前から見ると額の上の外気取り入れ口が非常に目立ちます。
チョンマゲと月代(サカヤキ)のような頭頂部が間抜けです。
 
チンガードが結構下がったデザインで、シールドは溶接面のように顎下までカバーします。
 内装を取り外しインカムを装着した状態です。すごくチープな感じです。(;^_^A
下にn-comのロゴが見えますが、これがインカムです。




 インカムの使い勝手は次回に!(;^_^A

2017年1月6日金曜日

ピエール・ド・ロンサール
今年の冬は暖かい。
富山では3月開花予定の菜の花が1月に満開になったというニュースが流れていた。
幸いバラの新芽はまだ動いていない。
さっさと冬剪定して誘引しないと雪で新しい枝が折れてしまいます。

ここ数年寒肥をやれないで😰 いたので、今年こそはなんとかしないといけません。さぼるとてきめんシュートが出ないものですから 枝の更新が出来ずにいます。

ピエール・ド・ロンサールは新しいシュートが出ませんでした。古い枝からの側枝に
ツェッペリンドローヒン
ローゼンドルフシュパリスホープがチラチラと咲いていますがこの株も勢いがありません。


ツェッペリンドローヒンはシュートが出るものの途中で成長が止まってしまっています。枝は毎年伸びる暴れる。

物置小屋の左手はレオナルドダヴィンチ。剪定しなくても、毎年同じように花をつけてくれる。

右手はスピリットオブフリーダムです。お気に入りのイングリッシュローズで今年は場所を変えてみようかと考えています。

さて、ちゃんとできる作業が終われるのでしょうか。

あけましておめでとうございます。


昨年はキャンプらしいキャンプは一度も行けず。ツーリングらしいツーリングもいけず、なにもしないままに一年が過ぎてしまいました。今年こそはと思いつつ、、、、車だけは乗り換えました。
レヴォーグ2.0GTS初めて赤色なんてチョイスしてみました。

さて今年は? SRを復活、XSもなんとかしないと、BMWももっと乗りたい、、、、キャンプだって行きたいぞ。 というかブログ更新しろよ😝

どうなることでしょうか。


2015年10月5日月曜日

ダイナコイルがパンクする。

 夏ごろから徐々に調子を落としていたRTだけれど、最近アイドリングの不調と2000RPMあたりでの息つきが特にひどくなり、低中速コーナーでのフィーリングの悪さが我慢できない状態になっていました。
 アイドリングから2000RPMということで、セカンダリーのつまりと見当つけて何度もばらすものの治らず、2次空気の吸い込みも要注意個所はしっかりチェックをいれていましたが、決定的な復調には至らず、原因は別にあると判断することに。
 まず、アイドリングですが、アイドリングからすでに爆発が間引かれていることから健康な火が飛んでいないと見当をつけ、不調の右にタイミングライトをつけてみるとやはり、連続で点灯しない。つまり、火が飛んでいないことを確認。
 まず、イグニッショントリガーをノーマルに戻してみたところ、特に変化はありません。次にイグニッションコイルをノーマルに戻すと、今までのバラバラ回っていたエンジンが嘘のように静かに回る。ああ、やっぱりコイルだ。
 ダイナのコイルは当たり外れがあるとの評判は知っていた。しかし、まだ2年しかたっていない。その間の走行距離なんて知れたもの。初期不良が今になって顕在化したとしか考えられないのです。しかし、よくわからないのがどうして、エンジンが回るの?点火時期が合っちゃうの?

実はコイル不良が原因かわからないのですが、セルスイッチを押すと回すとタコメーター(電気式)の針がレッドゾーンに届くかの勢いで振れていたのですが、ノーマルのコイルだとこれがなくなりました。この現象はセルモーターを交換した時からだったので、コイルが原因である可能性が高い?1次側は12Vで閉じているから、タコに影響はないはずなんですが「セルモーターの諸元が変わったからだろう」という、交換当時の推測は今回のノーマル戻しで否定されてしまいました。
(10月6日追記 ノーマルでもやはりタコメーターは躍ります。しかし、振れが少なくなった。)

不良ダイナの導通テストをしてみると1次側は1.5Ωでいいのですが、2次側の導通がありません。しかし、片側で1次端子と2次間で導通があります。これ、おかしいよね。
こいつが「章魚を踊らせてた」原因かもしれません。正常なダイナコイルの持ち主様、お宅のタコは躍るでしょうか?

まだ、本格的な冬まで間があります。本当にこれで治ったかな?
ブレーキも直したことだし、冬までにもっと乗らなくちゃね。

以下は導通テストの様子です。2次側の計測がこれでいいのか?って感じですが。。。
ダイナの導通テストについての記述が見つけられなかったので 。。。(-_-;)
1次導通テスト

2次導通テスト

1次端子と2次間1(なぜ導通が?)

1次端子と2次間2(こっちはない)

2015年9月11日金曜日

RTブレーキ整備

フロントブレーキのジャダーというか、ディスクのの歪みが原因と考えられる効きむらは、危険なだけではなく。完全停止寸前に足を出してしまうかっこ悪い状況を引き起こしていた。ブレーキレバーには反力が昔のアンチロック機構のように返ってきていたありさま。部品代は相当高いけれども、前ブレーキのディスク2枚を新品に交換することを決意した。ノーマルのディスクはなかなか手に入らない状況なのでブレンボのものをチョイス。
2枚で4万円を軽くオーバー。。。。なのでパッドはごく普通のノーマルをチョイス。

とっても高価なピッツアです。


新品は5.2㎜


古 右4.2㎜

古 左4.3㎜ぐらいか 

マニュアルでは限界値は4.6だっけか。。。

 

左右ともに線条の摩耗がひどい状態です。


パッドは減りは少ないが偏摩耗がある。

緑がついていたベスラのパッド。黒は新品ブレンボ

パッドはリーズナブルな価格からあるので、ディスクの線条摩耗が出る前に修正交換したほうがいいのでしょうねぇ。
 

 結果は?。。。雨でまだのれません。。。

2015年8月15日土曜日

RT車検の顛末

RTの車検。期限いつだっけなぁ、お盆前だったなぁ、と車検証を見ると。。。
げげげのげ、6日までだった。ここからがてんやわんやの顛末記。。。

 幸いにも陸運局はお盆も営業しています。13日の午後からの検査を13日の午前中に予約して、近所のバイク屋さんに自賠責の契約(13,640円)をしに行き、その足で市役所に仮ナンバー取りに行き(700円)、さぁ昼前に出発。ところが、いつになくRTの機嫌が悪く、セカンダリーの開度から息つきの症状で吹けない。国道8号を走るのは無理と判断して、家に引き返しました。
吹けない右のキャブをばらし、掃除。再度組み上げるも同じ症状。。。。 キャブのつまりでなければ、2次空気かダイアフラムの破れか、というところで2次空気の吸いそうなところを探します。
インシュレーター バンドの締め具合。チェック中に妙なことに気が付きました。キャブの角度が微妙に変化するのです。確認するとヘッドにねじ込み式のインマニが緩んでいることに気が付きました。これをきっちり締めこんで、
「復活!!」 「よっしゃ!」
日が暮れていました。 Orz 明日があるさ。予約入れなきゃ(-_-;)


 翌日、14日です。昨晩、幸いにも朝一番ラウンドの残り1枠を確保することができました。
受け付けは8時45分から、それを目標に家を出発。エンジン快調ではなく。。。キャブのバランスが取り切れていないせいか、暖まるとやたら、アイドリングが上がってくる(-_-;) まぁ、それ以外は問題なしということで。。。

受験に必要な申請書等3枚(31円だっけ)
重量税(5,000円) そういや、古い車は額がどうのこうの言っていたような気がするが。。。

検査手数料(1,700円)

以上の3枚に必要項目を車検証から転記して、提出。さぁ本番です。

さぁ、この写真撮影の直後に一つ目のトラブル(笑)
エンジンをかけようとしたら、バックファイアでいままで機嫌の良かった左のキャブが落ちた(-_-;)

なにくわぬ顔で(-_-;)、おもむろにマイナスドライバーを取り出し、つけなおします。(-_-;)

さぁ、受験の順番が回ってきました。

「ハイ、前照灯」「ピカー」 「ウインカー右左」「カチカチ」。。。
「ハイ、ホーン」「。。。。。スカッ。。。。」「?」  「。。スカッ。。」「??」「!!!」「ヒューズ!(-_-;)」

ホーンのヒューズは後ろウインカーとリアブレーキと兼用なのでことごとく✖がついていきます(-_-;)

とりあえず、そのままブレーキと速度計は合格。ライトの光軸は不合格。。。

再検査は3回まで受けられますので、夕方までになんとかしなければいけません。

受験ラインを出てから、すぐにヘッドライトケースを開けて、ヒューズを点検するとやっぱり切れていました。さぁ、どうしよう。古いドイツ車は日本では見慣れない変なヒューズを使用しているので普通のものは使えません。いつもなら予備をもっているのですが、昨日の整備の時に降ろしてしまって今日に限って。。。というやつです。ヒューズの代わりに使えるはずだった針金類もみんな置いてきたので途方にくれてしまいました。しばらく、考えて不要配線をカットして直結しようと決めて、作業に取り掛かろうとしたとき、ドライバーのビットに目が釘付け。
 写真の一番下がヒューズです。ドライバーのプラスのビットが長さも太さも一緒なのに気が付いてすぐにソケットに押し込みました。ぴったり! 

 「よっしゃ!」

リアウインカー。。。。「チカチカ」

「よっしゃ!!」 

リアーブレーキ 。。。「ペカー」

「よっしゃ!!!」 

ホーン。。。。

「ぱぁーん 」
うーん、フィアムのホーン最高!!もう一回!

「ぱぁーん! 」

「よっしゃ!!!!」  

ホーン鳴らしてガッツポーズするへんなおっさんでした(笑)

このあと、光軸検査で2回落とされましたがなんとか合格。

合格して当たり前なんですが、すごい試練を乗り越えたような気がしました。(-_-;)
  
 

2015年6月8日月曜日

RT キャブ不調おそらく解決。


RTのキャブの不調について思い当たる節がいくつかありました。

BMWのこのエンジンは非常にオイルを食うエンジンとして定評がありますが
私の個体はそれほどではありません。先日、オイル交換をしたときに、ゲージのMAX付近まで入れてしまったのが気になっていました。オイルの入れ過ぎはあまりよろしくありません。
オイルの入れ過ぎが原因でブローバイガスに多めのオイルミストがいっていたと思われます。
エアファンネルに接続しているのがブローバイガス還元ホースです。下の変色してベージュ色になっている部分から直接キャブに噴出します。

オイルがかなり溜まっているのがわかるでしょうか。
キャブの吸気部分には下にエアーブリードの穴が開いていますが、ブローバイガスに含まれるオイルミストが結露?してこのエアーブリードを詰まらせたのが原因と考えられます。
 ならば、ブローバイガスをオイルキャッチタンクに通すことにします。
T字パイプがガスの通路です。

 T字パイプを引っこ抜いて、パイプを突っ込みます。
エアークリーナーケースの底に用途不明のゴムキャップがありますので其処を開けて、ホースが通るようにリーマで少し拡張しました。ホースは内径12mmのホースです。一応耐油性のもの。
 オイルキャッチタンクはとりあえず、入浴剤のプラケースでつくってみました。あくまでも仮のものです。SR用にストックしてあったブリザーフィルターを中につけて、周りをステンレスたわしで充填します。











40キロほど山の中を走ってみましたが、ホースにオイルが溜まる様子もなく。。。
もうしばらく様子を見ます。
効果は?やはり、エンジン調子よいです。音が変わりました。乾いた音に、そしてやや薄めの症状に変化したような気がします。もう一度キャブセッティングやり直したほうがいいかもそれません。






おまけです。このエアクリーナーケースの方がいいんだけどなぁ。
口径が少し小さいので不採用にしました。インレットパイプがR100初期型ののものだったら、使えそうですね。 これは、ボックスの後ろに穴がないR75か60のものです。